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1 あらまし
読書会 Ni legu は2014年6月12日に発足しました。Ni leguという名前は当初からの参加者のひとりである山田義さんの命名です。以来、ほぼ毎月1回、午後4時から6時までの2時間、センター事務所を会場として開催してきました。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、また名古屋市での日本エスペラント大会の開催準備に追われたこともあり、2020年1月28日を最後に、ほぼ10か月にわたって中断を余儀なくされました。その後、日本大会も終わった同年11月からオンラインで再開し、現在に至っています。参加者は6名です。内容等は以下のとおりです。
2 進め方等
毎回、予め指定された範囲(6~7ページ前後)を予習し、当日は参加者が順番に1ページほど読んだ上で内容を要約し、その後全員で、理解できなかった箇所、時代背景、執筆者の見解などテキストの解釈をめぐって自由に発言し、討論するというやり方で進めています。
3 テキスト
これまでに読んだテキストは以下のとおりです。
・Hori Jasuo “Raportoj el Japanio 15” 2014.6/12 ~ 6回
・Julian Modest “Mara Stelo” 2015.1/29 ~ 5回
・Monato 2015.7/28 ~ 7回
・Julian Modest “La viro el la pasinteco” 2016.2/24 ~ 10回
・István Nemere “Krokize de mia ĝardeno” 2017. 1/27 ~ 7回
・Kalle Knivillä “Homoj de Putin” 2017. 8/16 ~ 26回
・Julian Modest “Dancanta kun ŝarkoj” 2019.12/18 ~現在 10回 合計71回
4 実施状況の報告・次回の予告
各回の内容及び次回の日程を、名古屋エスペラントセンターのFacebook及びホームページの掲示板で、随時お知らせしていますので、ぜひご覧ください。
5 まとめ
Modestさんの短編小説集を読むのは、これで3冊目になります。遠いブルガリアを舞台にしているとはいえ、まぎれもなく同時代の雰囲気をたたえたModestさんの作品は、読者である私たちに読むことの喜びと感動を与えてくれます。平明な文体、思いがけないストーリー展開はエスペラントのテキストとしても好適です。また、内容についても、夫婦・親子・師弟の関係をテーマにした作品から幻想的な味わいにみちた作品まで、きわめて多彩で変化に富んでいます。毎回、作品の解釈、書かれていない背景などをめぐって、にぎやかに議論を繰り広げています。
わずか月1回ですが、今後も多彩なジャンルのテキストを読んでいきたいと思います。ぜひ皆様の参加をお待ちしております。お問い合わせ・お申込みは、伊藤 俊彦(tosxiito(アットマーク)gmail.com)まで。