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昨年秋、アナトーリ・イオネソフ氏を迎えて、さまざまな催しが行われましたが、このうち名古屋エスペラントセンターが主催した2つの講演会の内容は、以下のとおりです。
第1回目の講演は、名古屋エスペラントセンターにほど近い東桜会館で行われました。後援団体は、9条の会なごや、反核医師の会、日本ユーラシア協会愛知県連合会です。とりわけ、9条の会なごやからの参加者が多く、これは、同会事務局の川合隆史さん(エスペランチスト)の全面協力のたまものでした。参加費は500円。山口真一が通訳を務めました。参加者は39名。
イオネソフ氏は、自らが館長を務める「国際平和と連帯博物館」を液晶プロジェクタで紹介し、子どもたちへの平和教育の重要性を語りました。質疑応答の時間には、「ウズベキスタンでは米軍によるアフガン攻撃がどう受け止められているか」、「ウズベキスタンの徴兵制度はどうなっているのか」などの質問について、丁寧に答えていました。
講演終了後、近くの中華料理屋で懇親会を行いました。ここでも、9条の会なごやの会員や、在名古屋のウズベキスタンの留学生など15人が参加し、にぎやかでした。
第2回目の講演は、名古屋駅前の名古屋国際センター別棟ホールで「第19回国際協力ふれあいフェスティバル2002」の一環として行われました。参加費は500円。通訳は永瀬義勝。参加者は38名。後援は日本ユーラシア協会愛知県連合会。
ウズベキスタン第2の都市サマルカンドは、古来シルクロードの要衝として栄えたところであり、氏が生まれ、現在も活躍している町です。液晶プロジェクタでサマルカンドの地図やモスクなどの写真を紹介しながら、氏はその長い歴史・文化・伝説などについて諄々と語り、参加者は熱心に耳を傾けていました。
なお、センターでは早くから両講演会の準備に取り組んでいましたが、こちらは会場の広い割にやや参加者が少なかったのは残念でした。
終了後、寿司を食べたいというイオネソフ氏とともに、エスペランチスト15名が、近くの地下街の寿司屋で食事をしながら懇談し、氏はその後、フェスティバルの打ち上げパーティにも参加し、多くの市民と交流しました。