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仏教エスペラント運動は戦前からの歴史をもち,その中で数多くの経典をはじめとする文献がエスペラントに翻訳され,あるものは機関誌で発表され,あるいは単行本として出版されてきた.しかしそれらの多くは散逸しかかっており,山口はできるだけ多くの文献を蒐集しつつ,それらのテキストデータ化をすすめてきた.このホームページの第一の目的は,そのようにしてテキストデータ化された文献をインターネット上で公開し,仏教徒エスペランチストの共有財産として活用してもらうことにある.
また,日本仏教エスペランチスト連盟の機関誌 "La Japana Budhano" に掲載される記事のうち,広く会員外にも興味を持って読んでもらえそうなもの(法話,論文,書評など)を公開することにより(仏教徒でないエスペランチストに,エスペランチストでない仏教徒に,海外の仏教徒エスペランチストにアクセスしていただくことにより),仏教エスペラント運動の広がりを期待している.
当初は外国のエスペランチストからの反応が数件あり,日本仏教エスペランチスト連盟の活動に期待を寄せる旨のメッセージや,仏教についての質問などがあった.国内からは,組織に加わったことのない独習のエスペランチストから,「ホームページを見たので」と入会したケースがある.あるいはエスペランチストではないが,「ある仏教者の著作を知人のモンゴルのエスペランチストが翻訳したがっているので」と,原著の入手を依頼されたことがある.
掲示板( BBS )の併設も検討しないわけではないが,管理者の余裕がそこまでないので,今のところは見合わせている.
(センター通信 n-ro 229, 2001年12月25日)