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名古屋エスペラントセンター主催のザメンホフ祭は、12月11日(土)午後に、センター事務所で開催された。参加は12人。例年よりかなり少ないが、コロナ感染のリスクから参加を断念した人もかなりあった。しかし入門講習生2人の参加で活気づいた。
内容は次の三部。第一は参加者全員によるスピーチで、今年一年のできごとやエスペラントとの関わりが語られた。その中でも、山口眞一は11月初めに開催された仏教エスペラントミニ大会(韓国釜山)について、水谷良典はKER(ヨーロッパ言語共通参照枠)受験の体験について、平石奈保美は11月のによるアジアオセアニア大会(韓国釜山)への参加体験について、スクリーンに動画やテキストを投影しながら語った。入門講習生のお二人もエスペラントを使って話してくれた。
第二は歌や動画の視聴。フォークシンガーの野田淳子さんがエスペラントで歌った「四季の歌」「大きなうた」をCDで聴いた。この2曲はもともと名古屋エスペラントセンターが刊行した歌集Granda Kantadoから採られた曲で、その経緯などについて鈴木善彦が解説した。動画は、エスペランチストユーチューバー・Evildeaの面白動画 “Sorĉistinon renkontis mi”、動画作品コンクールで入賞した作品 “エスペラントの良いところ 知り合いの外国人に聞いて見た”、およびTEJOが製作した “Novaj Esperantistoj, Duolingo-Generacio” をスクリーンで見て楽しんだ。
最後は「今年読んだ本の紹介」。山口眞一は 、 “Fabloj” (イソップ寓話)、 “Kamelo Ŝjangzi”(老舎『駱駝祥子』)、 “Kruko kaj Baniko en Bervalo”(Louis Beaucaire、下ネタ作品集)、 “la Princo ĉe la Hunoj”(Eugène de Zilah、歴史大河小説)、 “Libazar' kaj Tero”(Julia Sigmond, Julia, Sen Rodin共著、SF長編)、 “Okuloj”(Majorie Boulton、短編小説集)の6冊を、水谷良典が “Dio ne havas eklezion”(Trevor Steele、小説)を、中山欽司が “La infanoj de Betlehem”(Selma Lagerlöf原著、Oscar Frodeエスペラント訳、日本語訳はイシガ・オサム「ベツレヘムの子ら」)、 “La Juĝo”(武田泰淳「審判」)、 “Krimo de FAN”( 志賀直哉「笵の犯罪」)の3冊を紹介した。
この後、場所を個室居酒屋に移して、7人が懇談を続けた。