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名古屋ブラジル領事館に昨年9月に赴任した Mario Jose de Menezes 氏の歓迎会が、4月26日センターにて、すしとピザ、および飲み物を囲んで開かれた。参加者は猪飼、山口、杉原、伊藤、鈴木、永瀬、片山の7名であった。
メネゼス氏は、自ら語るところによれば、1981年ごろ、単車に乗っていて乗用車と衝突事故に巻き込まれ、両足骨折。入院時に、学生時代に始めたエスペラントを独習で再開する。退院後、学生時代のエスペラントの恩師 Silva 氏と銀行で遭遇。初めてのエスペラント会話に成功する。ブラジルでは、エスペラント界では krokodilo は見られないという。現在はネットでエス会話を楽しんでいるという。
入院中手がけたもうひとつのことは、聖書の研究。席上彼は、聖書に描かれた神について独自の解釈を披瀝したが、それは伝統的ないわゆる神概念とはまったく異質なもので、興味深いものだった。これについての質疑がなされる前に、酒の勢いを借りて、出席者の間で宗教論争が繰り広げられることになってしまったのはやや残念だった。
ともかく、全体としては、話題が多岐にわたり、活発な会ではあった。途中、杉原さんが尺八の演奏を披露した。
なお、メネゼス氏は、名古屋にあるブラジル領事館勤務。単身赴任中。娘夫婦が愛知県高浜市に在住。二年ないし四年は日本に滞在予定。名古屋のエスペラント運動に全面的に協力する用意のあることを述べた。