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NECの新事務所の移転も終わり、この秋は、犬山の日本エスペラント大会です。
2004年10月22日(金)から24日(日)まで日本ラインがさわやかな、犬山市で 犬山国際観光センター「フロイデ」で開かれます。
NEC会員の皆さんも大会参加の申し込みはお済みですか。同封の郵便振替用紙でお申し込みください。
23日(土)のお昼からです。「フロイデ」ホールで行います。Al la Ĝojo の合唱で始まります。
2007年にはヨコハマでの世界エスペラント大会 (UK) 開催が決まり、今度の犬山大会もはずみがついて喜んでいます。犬山では、来年のUKの開催国リトアニア (Litovio) の駐日大使クジスさんに講演をお願いしました。さらに、リトアニアのUK担当のPovilas JEGOROVAS さんも参加申込がありました。リトアニアではすでにUK開催地ビリニュスVilno の観光案内などをEsperantoで用意しています。あなたも、それらを犬山で受け取ってください。
大会会場内にある国宝茶室如庵を模した茶室でエスペラントを話しながら一服いかがですか。
期待してください。新美南吉の童話集を挿絵付きのEsperantoの本をNECが出版します。この記念本は後日不在参加者にもお送りします。不在参加や寄付のご協力も同封の郵便振替用紙をご利用ください。
大会参加の申し込みを済ませたら、すぐに同封のイラストマップなどを参考にして宿泊利用を各自で宿に予約してください。
お申し込みくださった方々に10月初旬に郵送します。
では、犬山でお会いしましょう。
2004年10月22日(金)から24日(日)まで日本エスペラント大会[犬山]では、外国数カ国からの参加者も合わせて400人ほどで3日間、犬山国際観光センター「フロイデ」を会場にして国際語エスペラントを使った国際大会を開きます。大会中、姉妹都市交流、外国大使の講演会、ピアノリサイタルなどを公開番組として一般市民の皆さんもお招きしています。お出掛けください。
次の通訳付き入場無料の市民公開番組をご案内します。
23日(土)午前10時から。アメリカのエスペランティスト、ヘンリー・ストゥダさんを囲む会。1時間半の市民のための番組です。犬山市の姉妹都市デービスの美しい写真を投影で見せてくれます。
ヘンリーさんは両市の市民交流に思い入れのある男性で、今回が始めての来日ですが犬山市民と公平な立場でエスペラントを使って交流を深めたいと言っています。なお、ヘンリーさんは犬山祭りの開会式(23日(土)夜、犬山城の前)ではエスペラント語を使って犬山市民にあいさつする予定です。
23日(土)午後2時よりリトアニア (Litovio) のクジス大使が、「リトアニアと日本ザメンホフの時代、千畝の時代、そして21世紀」とだいして流暢な日本語で講演します。リトアニアは、バルト海沿岸のエストニア・ラトヴィアと並んでバルト3国の一つ。91年にはリトアニア共和国として独立した国です。首都はビリニュス。来年の世界エスペラント大会がここで開催される。準備が進んでいます。エスペラントを提唱したザメンホフのクララ夫人の出身地がこの国の昔の首都カウナス。
クジス大使は、カウナスの生まれで、北海道大学で学び奥様は日本人。カウナスと言えば、日本人外交官杉原千畝がここで1940年代、ユダヤ人にビザを発給しました。これを機会に、大使は八百津町にある杉原千畝記念館の見学も楽しみにしています。リトアニアと日本のあの時代とこれからを語っていただきます。
エスペラント大会の開会式のあと、フロイデホールでは15時半からアンドレイ・コレベイニコフ ピアノ演奏会が始まります。ロシアの18歳の異才ピアニストがベートヴェンの「熱情」などを力を込めて演奏します。多くのコンクールで優勝している若い彼はこの夏、ペキンでの世界エスペラント大会でも、エスペラントで曲目を披露しながらYAMAHAのグランドピアノを思う存分に弾き倒した。14か国からの参加者による合唱団がエスペラント賛歌、ラ・エスペーロを歌いましたがそのピアノ伴奏も引き受けてくれました。
19時からの、「アンドレイ音楽夜話」では、ピアニストがコンクールの様子や音楽について語ります。参加者も音楽への思いを語り合える秋の夜になります。
(センター通信 n-ro 240, 2004年9月5日)