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長らく名古屋エスペラントセンターの会員だった勝森寛さん(中部大学名誉教授)が2004年6月9日にご逝去されました。79歳でした。つつしんでご冥福をお祈り申し上げます。
1991年に「第9条の会」日本事務局が設立され、勝守さんは代表に就任、やがて、この会の活動に専念したいという理由で、1994年12月限りでセンターを退会されましたが、長らく名古屋エスペラントセンターの会員でもありました。大会などでお目にかかったときの、上品で穏やかな風貌と話ぶりが思い出されます。
なお、センターでは、2002年10月にアナトーリ・イオネソフ氏の講演会「ウズベキスタンの平和運動」を開催しましたが、これは「第9条の会なごや」ほかとの共催によるものでした。
勝守さんは、エスペラントを中間言語とする機械翻訳の研究を進められました。エスペラント関係の著書に『エスペラント物理学用語集(エス・日・英)』(共編)があります。1987年に初版が刊行され、1992年には改訂版が刊行されており、入手可能です。また、近著に『第9条と国際貢献 戦争のない世界を求めて』(影書房、2003年、1,575円)があります。
(センター通信 n-ro 240, 2004年9月5日)