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NEC会員の出した本

ここでは、名古屋エスペラントセンター会員(維持員)が執筆・翻訳した本や、寄稿した論文集・年報の類いを集めてみました。一般に入手困難なものもありますが、御容赦下さい。

Japanaj Kantoj en Esperanto
『エスペラントでうたう日本の歌 』(5巻で250曲を予定、現在2巻まで刊行済み、5月には3巻刊行予定)。訳詞が日本のエスペラント運動の100年間に蓄積されてきた日本の歌の全集。各巻700円。→広告を読む
Fabeloj el la Budhisma Literaturo
渡辺愛子著・畠中光享挿絵『仏典童話』(東本願寺)の、山口真一による翻訳。→詳細を読む
Enkonduko en Budhismon
山口真一による『仏教入門』。JBLE刊。→詳細を読む
『薮の中のヨセフ』
猪飼吉計氏による"La Skandalo pro Jozefo" の翻訳。自家出版。→詳細を読む
「ことばへの権利—言語権とはなにか」
言語権研究会編で三元社から言語権についての本が昨年10月出版されました(A5判214p、2200円)。これは最近話題となっている「言語権」について書かれた本で、センター会員の木村護郎さんが臼井裕之さんと二人で、編者をつとめています。1998年10月に開かれた世界人権宣言50周年記念シンポジウムの記録、「ヨーロッパにおける言語と国家」などの論文と「国際語エスペラント運動に関するプラハ宣言」などの資料編の3部構成になっています。言語権とは国際語エスペラントを学ぶ私たちが感覚的に感じていた言語に対する思いを具体化、言語化したものではないでしょうか。
仏教エスペラント運動の歴史と現在
センター委員の山口真一さんが『蓮如上人再考』(2000(平成12)年4月真宗尾張同学会)で「仏教エスペラント運動の歴史と現在」を執筆しています。 内容は1.エスペラントとは 2.仏教とエスペラントとの理念的関連 3.仏教エスペラント運動の歴史 4.仏教エスペラント運動の歴史と展望 で構成されており、 A5判15ページ分です。興味のある方は山口さんまでお問い合わせ下さい。
エスペラント界の新渡戸博士
センター委員の猪飼吉計さんが(財)新渡戸基金発行の年刊『新渡戸稲造研究』第8号(1999年9月発行)に「エスペラント界の新渡戸博士」と題する一文を寄稿しています。国際連盟事務次長・新渡戸稲造が、1921年のプラハでの世界大会を視察した模様を、フィンランドのビルホ・セテレが報告していますが、それをもとに上の題で寄稿したものです。現在はセンターに在庫はありませんが、昨年の日本大会でセンターが取り扱った書籍の中では最もよく売れた本です。
不老町だより
この『不老町だより』は編集者は三ツ井崇、発行者は世界社会言語学会(名古屋大学大学院国際開発研究科内)、A4判、600円で、発行者名からも分かるように社会言語学に関する論文や書評、論説などで構成されています。 ちなみに第3号(1998.8.31発行、66p)では「エスペラント運動—公正なコミュニケーション秩序を求める集団的ヴァーバル・ハイジーン(言語の衛生)の一例としてー」(吉田奈緒子)、「エスペラントの母語化をめぐる問題」(角谷英則)などエスペラントに関する論文が掲載されています。 また、第4号(1999.12.31発行57p)ではエスペランティストでもあるヤマダカントさんや木村護郎さんの「研究ノート」なども載っています。
興味のある方は発行者の世界社会言語学会(代表:富田哲)〒464-0814愛知県名古屋市不老町(名古屋大学大学院国際開発研究科内)電話052-789-5091までお問合わせ下さい。